見た目年齢が若返る!?姿勢矯正法

姿勢が悪いと、だらしなく見えるだけでなく、「疲れ」や「やつれ」などのマイナスイメージを想起させ、さらには老けて見えることが。正しい姿勢をするだけで若く見えるなら、やって損はありません。姿勢を正しくして見た目年齢を下げると共に、美しさをアップいきましょう。
姿勢を正しくするには、デスクに向かう時、テレビを見る時、食事をする時、歩く時など、毎日の行動を姿勢正しく行うのが一番手っ取り早い方法です。ただし、長年姿勢の悪い生活を続けていることで、姿勢正しく過ごそうと思っていても、ついいつもの習慣に流されてしまい、三日坊主に終わってしまいがちに。姿勢の正しさを取り入れるには、こんな矯正対策を取り入れてみましょう。
1.「あごを引く」
背中を曲げた、姿勢が悪い状態で頭の重さを支えるには、あごをあげて首の根元で重心をとるしかありません。そのため、猫背の時などは、あごが自然とあがるようになっています。つまり、あごをあげずいつも引くように意識していれば、重心が前になり、頭を支えるために自然と姿勢が正しくなるのです。「あごを常に引く」と意識していれば、自然と背筋も伸びるようになります。
2.「疲れたらストレッチ」
普段やらない正しい姿勢を続けていると、最初は体のあちこちが疲れたように感じます。なぜかというと、悪い姿勢が習慣化していると、その悪い姿勢を保つための筋肉が作られてしまうからです。姿勢を変えた時に疲れを感じるようなら、ストレッチして筋肉をやわらかくしていきましょう。座りながらできるストレッチをご紹介します。
・首のストレッチ
首を前にしっかりと深く折り曲げ、その状態から左右にゆっくりと首を振ります。その後、首を後ろに倒し、その状態から左右にゆっくりと首を振ります。最後に時計回り、反時計回りに首をゆっくりと回して終了です。
・肩甲骨のストレッチ
両こめかみに、グーにした両手の指をつけます。その状態で両肘を合わせ5秒キープしたら、その後ゆっくりと肘を離し、胸を開いて肩の横に肘を持ってきます。その後、両肘をこめかみと並行になるまで上げて、ゆっくりとおろします。最後に背中で両手を組み、肩甲骨同士がくっつくように肘をしっかりと伸ばして終了です。
・背中のストレッチ
両手を胸の前で合わせて、そのまま頭の上までまっすぐ伸ばし、肘をしっかりと伸ばします。そのままイスの背もたれに背中を預け、少し後ろに体を倒します。背中が伸びているのを感じたら、ゆっくりと元の位置に戻ります。
3.「地面をけるようにして歩く」
姿勢が悪い人は歩き方にも癖が出やすいもの。上半身だけでなく、下半身も正しい姿勢を習慣づけていく必要があります。中でも姿勢の悪さがあらわれやすいのが、歩き方の癖。姿勢正しく歩く時は、かかとから地面に足をつけ、足の裏全体で地面を踏むようにし、つま先で地面をけるようにして歩くのがポイント。歩き方は意識しないとなかなか変えにくいですが、腕をしっかり振るとリズムがつくため、やりやすくなります。大きく腕を振りながら、足の裏をしっかりつかって地面をけるように歩いてみましょう。姿勢を正しくすると、老けて見えにくくなるだけでなく、気持ちもすっきりし、内面から若々しさが保てるようになります。